レンタルサーバ徹底比較: 迷惑メール(スパムメール)対策

毎日のように何十通・何百通と届く迷惑メール(スパムメール)。「私を買ってください」だの、いろいろ言ってきますが、1日にこれだけたくさん届くと、正直、業務にも支障が出ます。1日に受信するメールが500通あったとして、そのうちの8割は迷惑メールであるという場合もあるでしょう。500通のメールに対して、迷惑メールかどうかの判断に1通当たり3秒要するとすると、それだけで1,500秒=25分もの時間を浪費してしまうことになります。

迷惑メール対策にはいろいろな方法がありますが、独自ドメインでサイトを運営していて、メールアドレスを連絡先として公開している人にとっては、レンタルサーバの無料サービスとして迷惑メール対策があれば、それに越したことはないと考える方も多いことでしょう。そこで、今回は、レンタルサーバ・サービスにおける迷惑メール対策をまとめてみました。


情報の詳細については細心の注意を払っていますが、必ずリンク先でご確認ください。。最終更新日:2006年3月24日)

ファーストサーバ

迷惑メールフィルタ機能(無料)で、不要な迷惑メールの受信を拒否したり、有料オプション(月額210円)ですが、「Cloudmark Authority for ASP」というサービスを利用することも可能。「Cloudmark Authority for ASP」というのは、迷惑メール情報データベースを参照し迷惑メール度が高いものには、サブジェクト(件名。Subject)に[UBE-FSJudge]という文字列をサーバ側であらかじめ追加してくれるというもの。受信する側(つまり利用者である私たち)が、メールソフトの設定でメールを件名に含まれる文字列で振り分けるようにしておけば、迷惑メールの判別が効率的になるというものです。

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迷惑メールと思われるメールには、[!Spam!]という文字列をメールの件名(サブジェクト・Subject)に付加してくれる「迷惑メールチェック」を利用可能です。あとは、メール受信者がメールソフトの設定で、件名に[!Spam!]を含む場合は、特定のフォルダーに移動するように設定しておけばOKです。この形式の迷惑メール対策の場合、仮に誤判定があっても、復活が可能なのが良いですね
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「迷惑メールフィルタ」をコントールパネル(ブラウザでアクセス)により設定可能です。誤認識対策も充実しているので安心です。迷惑メールには、件名(サブジェクト・Subject)に「(meiwaku)」を追加したり、WEB上の仮想的フォルダー・「迷惑メールフォルダー」に一時退避させておくことも可能です。前者の場合は、メールソフトで受信した際にそのまま受信されますが、メールソフトのメッセージルール設定によりメールの振り分けが容易です。また、後者のやり方の場合は、メールソフトで受信さえされることがなく、かつ、ご認識がないかをWEB上の迷惑メールフォルダーを定期的に確認することも可能です。

迷惑メールの判別方法もユーザーが取捨選択して組み合わせることが可能なようになっています。

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「迷惑メール防止フィルタ」により設定した特定のメール(メールアドレスやドメインで設定可能)はメールサーバに蓄積されることもなく、削除されます。ですから、設定には十分に注意が必要です。

率直に申し上げて、迷惑メール対策としては不十分なような気がしますが、その他の機能はとても充実しているレンタルサーバです。一番廉価なプランでも600MBの大容量に、ウイルスチェック無料、MySQL標準、PHP・Perl・PythonもOK、Movable Type標準で月額3,150円〜というのは格安です(ただし、月額千円台の本当の格安系レンタルサーバが持っている危うさのようなものもなく、ちょうど良い感じがします、個人的には)。

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ウイルスチェック&スパムチェックが無料です。スパムメールと判定されたメールは、メールの題名(Subject。サブジェクト・件名)に [spam]という文字列が入った状態で受信することになりますので、あとは受信者側のメールソフトのメッセージルールの設定により振り分けが可能になります。効率的に削除すべきかどうかの判定が可能になります。

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「SPAMフィルタ(迷惑メール防止機能)」でフィルタリング設定が可能です。条件に合致するメールを自動削除したり、WEB上の仮想フォルダーに移動させることが可能です。ただし、自動削除するように設定した場合、復活ができないので注意が必要です。

プログラム環境も充実しています。Perl・PHP・ASP(Windowsサーバなので)・SSIが利用可能です。

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「迷惑メール受信拒否設定」が可能で、迷惑メールと判断されたメールは、エラーメールとして差出人に返送されるため、ユーザーのメールボックスには残らない仕様のようです。(ただし、差出人のメールアドレスが常に本物かどうかは分からないため、エラーメールとして返すかどうかがユーザー側で調整可能でない限りは、このオプションは使うべきでないと個人的には思います。)しかし、プログラム環境はとにかく充実しているので、自分で迷惑メール対策ができる人にはオススメなレンタルサーバです。

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